目次を見ると
・流れを把握するための流線
・オイラーの方法とラグランジュの方法
・流れの表現に不可欠な連続の式
・流体の運動方程式 ― オイラーの方程式
・渦の数学的表現
・ストークスの定理
・ストークス
となります。概要を簡単に説明すると
・流れを把握するための流線
ここで流線を定義します。
流線 : その点の接線が、その流れのものと一致。線素は流速ベクトルである。
「流線を横切る流れは存在しない。」
定常流の流体の一部が流れる軌跡は1本の流線に一致。
非定常流の流体の一部が流れる軌跡は1本の流線に一致しない。
・オイラーの方法とラグランジュの方法
流れを把握する2つの方法(オイラーとラグランジュ)がある。
オイラーの方法 : 各座標点での流速を知ることによって流れを把握する
ラグランジュの方法 : 観察用のボートを浮かべて流されていくボートの位置を知ることによって流れを把握する
一般に流体力学では「オイラーの方法」が数学的に取扱いが簡単なのでよく使われる。
これについては大気の運動_慣性項と移流項で触れています。
2次元を例にこの方法で考えると、
であり、
同様に、
また、1次元なら
とも書ける。→ベルヌイの定理を証明するときに使う。
・流れの表現に不可欠な連続の式
これは、大気の運動_連続の式やスピン0のシュレディンガー方程式(1)_確率の流れで説明したもので、
この本では
であり、非圧縮性流体であると、
と表現しています。
・流体の運動方程式 ― オイラーの方程式
これについては別記事で詳しく勉強した結果を書く予定です。
・渦の数学的表現
循環 : 流速 vs を閉曲線 C での周回積分
渦度ベクトル : いわゆるrot(回転)のこと
これについても別記事で詳しく勉強した結果を書く予定です。
・ストークスの定理
いわゆるベクトル解析で有名な定理で、これについても別記事で詳しく勉強した結果を書く予定。
・ストークス
これはストークスの簡単な評伝で、ケンブリッジ大学のスミス賞選考のための試験問題で、ストークスが1854年に出題したため「ストークスの定理」と呼ばれるようになったとのこと。
なんと、このときの受賞者があのマックスウェルだったとのことです。
今日はこの辺で。。
ラベル:流体力学

